法人の印鑑登録証明書を取得する

印鑑証明書の取得

印鑑証明書を取得できる場所

印鑑登録証明書(印鑑証明書)は全国の登記所(法務局・支局・出張所)で受け取れます。 現在では、基本的に全ての登記所がオンラインでつながっているので、 最寄りの登記所へ行けばOKです。 会社の本店所在地を管轄する登記所まで行く必要はありません。

例えば、会社の本店所在地が新宿の場合でも、 大阪の法務局へ行って印鑑証明書の請求をすれば発行してもらえます。 管轄の法務局などへ行く必要はなく、 現在ではどこでも印鑑登録証明書を取得できるということです。

登記所(法務局・支局・出張所)の業務取扱時間について
平日営業 8:30 - 17:15(土日・祝日・年末年始はお休み)
登記管轄一覧表 - 法務局ウェブサイト

印鑑証明書を取得するのに必要なもの

法人の印鑑証明書を取得するには「印鑑カード」と、 1通につき450円の手数料が必要です。 また、代表者などの生年月日の確認があるので、 本人以外の方は事前にメモをとって行きましょう。 (身分証明書が必要なわけではありません。)

  • 印鑑カード
  • 手数料 450円(1通辺り)
  • 代表者などの生年月日

後述しますが、手数料は直接窓口で払うのではなく、 その金額分の印紙を購入して、窓口でそれを貼り付けるという流れになります。 基本的には、登記所の中に印紙の販売所も併設されています。

印鑑証明書を取得する流れ

登記所(法務局・支局・出張所)についたら、 「証明書発行請求機」という機械を探しましょう。 窓口の近くに「証明書発行請求機コーナー」という場所があるはずです。 この機械を使うことで、発行の請求をスムーズに行うことができます。

機械の案内する通りに進めば、印鑑証明書の発行請求ができます。 代表者などの生年月日は、この機械に入力をすることになります。 入力が済んだら、あとは窓口の係員さんから呼ばれるのを待ちましょう。 係員さんから呼ばれるのを待っている間に、印紙を購入しておくと良いでしょう。

大抵の場合、印紙の販売所は法務局などの中にあります。 そこで印鑑証明書を発行するための印紙を購入します。 1通なら450円分の印紙、2通なら900円分の印紙を買って下さい。

係員さんに呼ばれたら、窓口で先ほど購入した印紙を貼り付けます。 これで印鑑証明書の支払いが完了し、印鑑証明書を受け取れます。

証明書発行請求機がない場合

印鑑証明書交付申請書の記入例

登記所に「証明書発行請求機」が無い場合は、 印鑑証明書交付申請書に手書きで必要事項を記入して窓口に提出することになります。

この申請書は、ボールペンと一緒に登記所に置いてありますので、 自由にとって利用しましょう。 見当たらない場合は窓口の係員さんに「法人用の印鑑証明書交付申請書をクダサイ」と呪文を唱えれば出してくれます。