会社設立の手続き開始から設立完了まで何日ぐらい?

設立開始から完了までの日数

株式会社の設立に着手してから、実際に会社が設立完了するまでにかかる日数は、 一般的におよそ1週間〜2週間ぐらいかかると思っておきましょう。

当サイトでは「会社設立の最短10ステップ」として、 会社設立開始から登記完了までに行うことを10ステップに分けて紹介しています。

  1. 会社の基本情報を決める
  2. 会社印鑑を発注する
  3. 税理士・司法書士と契約する
  4. 個人の印鑑証明書を取得する
  5. 本店所在地の確定
  6. 定款の作成・認証
  7. 資本金の払い込み・通帳コピー
  8. 残りの登記書類を作成する
  9. 法務局へ登記申請をする
  10. 設立完了 - 登記完了後の手続き

これらのステップを時間軸で簡単にまとめると、以下のようになります。

定款の作成・認証までのステップ - STEP1〜STEP5

STEP1「会社の基本情報をきめる」〜STEP5「本店所在地の確定」までは、 必ずしも順番通りにする必要はなく、同時進行できるステップです。

ステップ所要時間・日数の目安
STEP1 会社の基本情報をきめる任意
STEP2 会社印鑑を発注する発注から納品まで3営業日前後
STEP3 税理士・司法書士と契約をする1日〜1週間
STEP4 個人の印鑑証明書を取得する手続きは30分程
STEP5 本店所在地の確定任意

定款の作成・認証 - STEP6

ステップ所要時間・日数の目安
STEP6 定款の作成・認証1日

上記のステップが完了したら、「STEP6 定款の作成・認証」へ移ります。 STEP3で司法書士と契約した場合、会社の基本情報を中心とした情報をお伝えすれば、 司法書士が定款を作成してくれます。

定款の作成と認証手続き(公証役場への提出)は、司法書士にお任せします。 出来上がった定款を実際に公証人役場へ提出してから認証を受けるまでは、 スムーズにいけば30分程で終了します。

資本金の払い込みと通帳のコピー - STEP7

ステップ所要時間・日数の目安
STEP7 資本金の払い込みと通帳のコピー1時間〜数日

資本金の払い込み(STEP7)は、定款の認証後に行う必要があります。 代表者の個人口座へ、定款で設定した資本金の金額を振りこんで、 振り込まれた口座の通帳をコピーするだけなので、 スムーズに行えば1時間以内に完了するステップです。

発起人が複数人の場合や、土日振込の場合は銀行口座の反映が翌営業日になるので、 数日かかってしまう可能性もあるステップです。

登記書類の作成と登記申請 - STEP8 - STEP10

ステップ所要時間・日数の目安
STEP8 残りの登記書類を作成する1時間〜1日
STEP9 法務局へ登記申請をする法務局への所要時間
STEP10 設立完了 - 登記完了後の手続き1週間〜2週間

登記書類の作成(STEP8)は、司法書士に代行をお願いする場合は、 指定された書類に記入と押印をするだけです。 自分で必要書類をそろえて、正確な登記書類を作るには、 必要書類に情報をまとめるのに数日かかってしまうこともあるでしょう。

作成した書類は、法務局へ提出して設立申請をします。(STEP9) 提出は司法書士へお任せします。この申請を出した日が会社の設立日となります。

申請を出してから、登記完了するまでは、1週間〜2週間かかります。(STEP10) 無事に登記が完了すれば「登記事項証明書」や「印鑑登録証明書」といった書類が入手可能になります。 これらの書類は、税務署や年金事務所などへの届出に使用したり、 銀行や事務所の賃貸契約に必要になります。