10. 会社ホームページの作成 - 料金相場などについて

新設法人の会社ホームページ

ホームページ制作代行の相場

ホームページの制作会社へ会社ホームページを制作してもらう場合の料金相場はピンキリですが、 一般的な会社ホームページを一から作るとして20万円~50万円程の制作費(初期費用)がかかります。 これはあなたの会社の要望をうけて、一からウェブサイトをデザインして作る場合の料金です。

他の会社でも使われているテンプレートを利用して制作してもらう場合は、 3万円~10万円で制作してくれる場合もあります。 この場合は、デザイン性が低く画一的な会社ホームページになります。

ホームページの制作を含んだ初期費用の相場が上記の金額で、 これに加えてホームページの更新費用として月々数万円のランニングコストがかかります。

一般的には、個人事業主や中小零細のホームページ制作会社に発注する方が安く、 大手制作会社では実績が豊富でクオリティが安心できる分、制作料金も高めに設定されています。

  • 初期費用の相場は20万円~50万円
  • 更新費用は月々数万円

ホームページに関する基本的な知識

ホームページ・ウェブサイトの制作代行会社にお任せすれば、 下記のこともまとめて行ってくれますが、 ホームページに関する基本的なことについてざっくりとおさえておきましょう。

オリジナルのホームページを制作するには、 まずドメインというものが必要です。 ドメインとは、ホームページの住所のようなもので、 「amazon.co.jp」や「rakuten.co.jp」がこれにあたります。

「.com」や「.jp」などもありますが、 日本企業のコーポレートサイトでは「co.jp」を使うのが一般的です。 これはひとつの組織につきひとつだけしか登録できない信頼性の高いドメインです。

主なドメインの概要

ドメイン内容
co.jp日本国内に登記のある企業しか登録できない。一部上場企業の98%が企業ウェブサイトに「co.jp」を使用している
jp日本に住所がないと取得できない
com商業組織用
netもともとはプロバイダ用だったが汎用的

メールアドレスは、ホームページを利用するために取得したドメインが使えます。 あなたの会社が「kaisya.co.jp」というドメインをとったとすれば、 「info@kaisya.co.jp」や「yamada@kaisya.co.jp」などのメールアドレスでメールのやりとりが可能になります。

あとはホームページのファイルを置いておくサーバーのレンタル契約をしますが、 こちらもホームページ制作の代行会社が契約まで行ってくれます。

自分で作れるホームページ作成サービス

先ほど会社ホームページを作る際の料金相場を紹介しましたが、 もちろん自分で作ればもっと安くホームページを用意できます。 会社ホームページは用意しておきたいんだけど、 ちょっとしたもので良いという場合には下記のようなウェブサービスがあります。 (価格表示は税抜き)

Goope(グーペ)

簡単ホームページ作成サービス Goope

Webブラウザ上でホームページを容易に作成・更新することができるサービス。 見やすく使いやすい管理機能で、ホームページ作成経験の無い初心者の方でも簡単に作成可能。 通常プランで1ヶ月1,000円。

Jimdo(ジンドゥー)

レイアウトを選んで写真と文章を追加するだけのJimdo

レイアウトを選んで、写真と文章を追加するだけのホームページ作成サービス。 専門的な知識は必要なく、出来上がったウェブサイトはいつでもどこでも編集できる。 無料プランもあるが、ドメインが「◯◯◯.jimdo.com」となったり、 広告表示があるなど、企業向けではない。法人向けのProプランは月額945円。

Crayon(クレヨン)

スマホでホームページが作成できるCrayon

スマホでホームページを作れるのが特徴のホームページ作成サービス。 (パソコンでの操作も可能) こちらも初期費用・月額費用0円のフリープランが用意されているが、 ページ数3ページまで、独自ドメインが使えないなどの制約がある。 小規模法人向けには初期費用1,000円、月額900円のライトプラン。

会社設立後にやる10のこと

  1. 登記事項証明書・印鑑登録証明書の取得
  2. 税務署への届出
  3. 税事務所・地方自治体への届出
  4. 労働基準監督署・ハローワークへの届出(労災保険・雇用保険)
  5. 年金事務所への届出(介護保険・医療保険・年金保険)
  6. 法人用の銀行口座を開設
  7. 法人用クレジットカードの作成
  8. 法人用会計ソフトを用意
  9. 会社名刺の作成
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