法人の履歴事項全部証明書の取得する

履歴事項全部証明書の取得

履歴事項全部証明書を取得できる場所

法人の履歴事項全部証明書は、全国の法務局・支局・出張所で取得できます。 以前は、本店所在地を管轄する法務局でしか取得できませんでしたが、 現在、全国の法務局はオンラインでつながっているので、基本的に最寄りの法務局や出張所へ行けばOKです。 会社の本店所在地を管轄する法務局まで行く必要はありません。

ちなみに、様々な呼ばれ方をされますが、
「履歴事項全部証明書 = 登記事項証明書 = 登記簿謄本」ととらえて構いません。
詳しくは下記のページを参照して下さい。
登記事項証明書・登記簿謄本・履歴事項全部証明書について

また、インターネット上で請求をして、自宅へ郵送してもらったり、 窓口で受け取ることも可能です。直接窓口へ行って請求するよりも、オンライン請求の方が安く取得できます。

登記所(法務局・支局・出張所)の業務取扱時間について
平日営業 8:30 - 17:15(土日・祝日・年末年始はお休み)
登記管轄一覧表 - 法務局ウェブサイト

履歴事項全部証明書を取得するのに必要なもの

履歴事項全部証明書を取得するのに必要なものは、手数料だけです。 代表者の生年月日も確認されますので、本人以外の方はメモをとっていきましょう。

平成28年(2016年)の時点で、履歴事項全部証明書を取得するのに必要な手数料は、 600円です。1通につき600円なので、複数欲しい方は枚数分の手数料が必要です。 オンラインで請求をすると、さらに安く発行してもらえます。

登記事項証明書の手数料

発行の方法手数料(1通辺り)
書面請求(窓口で交付)600円
オンライン請求・送付500円
オンライン請求・窓口で交付480円

書面請求とは、申請書を書いて法務局の窓口で請求する方法のことです。 申請書は、法務局や法務局の出張所に置いてあります。

履歴事項全部証明書を窓口で取得する流れ

法務局に到着したら「証明書発行請求機コーナー」へ行きましょう。 これは証明書の発行請求を自動で行える「証明書発行請求機」という機械がある場所です。 この機械の案内する通りに操作していけば、履歴事項全部証明書の発行請求ができます。 この機械を使えば、申請書の記入をする必要はありません。 また、今回は印鑑証明書の発行ではないので、印鑑カードは必要ありません。

機械で発行請求をしたら、窓口の係員さんから呼ばれるのを待ちます。 呼ばれるまでの間に印紙を購入しておきましょう。大抵の場合、法務局や出張所の中に印紙の販売所があります。 履歴事項全部証明書の発行は、上述の通り1通につき600円の手数料がかかります。 例えば、履歴事項全部証明書を2通取得したい場合は、1,200円分の印紙を購入しておきます。

窓口に呼ばれたら、係員さんの指し示す場所に印紙を貼り付けます。 大抵の場合、事務用スポンジ(水を含んだスポンジ)を用紙してくれるので、 それで印紙を濡らして貼り付ければ、支払いの完了です。 これで証明書を受け取って、ミッション完了となります。

登記事項証明書 交付申請書の記入例

管轄の法務局に「証明書発行請求機コーナー」の機械が無い場合は、窓口へ行って係の方に「履歴事項全部証明書が欲しいのですが」と呪文を唱えましょう。法務局に備え付けてある申請用紙を案内してくれるはずです。 あとは上記の手順通りに進めば、証明書を発行してもらえます。

法人の印鑑登録証明書を取得する流れ